もっと公共空間を活用すべき!


税収が減り、福祉等の負担が増す中、これからは、今あるものを如何に有効活用するかに知恵を出さななければならない時代に突入します。

そういった問題意識から私は、公園の新たな活用や、民間開放による稼ぐ公共など、従来の行政主導ではなく、民間主導の公民連携については、これまでも提言して参りました。

今後は、公共空間の持つポテンシャルを、民間の自由な発想により引き出し、まちの活性化や賑わいの創出、魅力の向上、さらには財政負担の軽減や、維持費の財源捻出など、市民サービスの拡充につながる取組が必要で、本市として積極的に進めていくべき、重要な政策課題であると考えます。

しかしながら市長は、あまり力を入れていない分野のようなので、認識を持って頂く意味も込めて、

(1)公共空間の新たな活用の重要性について、どのような考えを持っているのか、市長に聞きました。

【市長答弁】

道路や公園などの公共空間は、都市の骨格をなしており、新たな魅力や賑わいを生み出す貴重な資源です。このため、公民が積極的に連携し、その可能性を引き出せるように、取り組んでいきます。

さらっとした回答でしたが、具体的にどのように進めていくか整理したいと思います。

先ずはじめに公民連携による公共空間の新たな活用には、公益性と収益性の両方を求めるのか。

収益だけを目的とし、その財源を公益にまわす、といった考えにするのか。

対象によって位置づけを整理する必要があります。

現状では公共空間は直接的な公益性が無いといけない、といった雰囲気が行政の中にあり、中途半端な活用になっていること自体が課題です。そこで、

(2)公共空間活用において、公益性と収益性の関係をどのように考えているのか、市長に聞きました。

【市長答弁】

公共空間にはそれぞれ明確な公益性があります。それをしっかりと実現していくことが必要です。その上で、収益性が見込まれる場合には、賑わいの創出や維持管理費の軽減など、効果的、効率的な施設運営につなげていくべきと考えております。

いやあ、市長の認識はちょっと違うんですよね。

時代の変化と共に公益的役割を終えた施設や、そもそも公益的な役割は無いのに無理やり公益的位置付けにしてしまった施設があるんです。

だから公益的役割が存在しない施設があることを認識して頂きたい。

その上で、思い切った収益的使い方をしても良いのではないでしょうか?

公園についてもそうです。賑わいや憩いが公益的目的であるのなら、収益的位置付けにもっと寄せても良い公園があるはずです。

私は、都市公園における公民連携、いわゆるパークマネジメントについては、「各々の公園が、どれぐらいの収益的価値があるのか調査するなど、戦略的な展開が必要」との意見を、これまでも申し上げてきました。

都市公園の新たな活用については、昨年2月に「サウンディング調査」を実施し、56団体80件もの多くの提案が寄せられたようですが、未だにその成果を活かしきれていません。

昨年6月には都市公園法も改正され、国としても、公民連携の積極的な推進を自治体に求めており、いよいよ本市として、具体的なアクションをおこす段階になりました。そこで、

(3)パークマネジメントに向けた今後の取組について、市長に伺いました。

【市長答弁】

これまでのサウンディング調査を踏まえて、公園の特性に応じた具体的な調査を行うなど、多くの利用者の皆様にとって、公園の魅力がより高まるような公民連携によるパークマネジメントを推進していきます。また、都市公園法の改正を受けた公園条例の改正の検討など、事業推進のための仕組づくりを行います。

公園には都市公園法に該当しない、赤レンガ倉庫、象の鼻パーク、シンボルタワーなどの空間もあります。こここそ、高いポテンシャルを持っており、民間の発想で、もっと横浜らしい取り組みができると期待しています。

また採算性が課題となって、休止されているベイブリッジ大黒ふ頭側の「スカイウォーク」に関しても、施設単体で捉えずに、大型客船ターミナルなどの周辺整備と併せた活用として、民間の発想を取り入れると、新たな価値を見出せます。ス

カイウォークに関しては、私が長年に渡り提言してきたことが少しづつ前進してきましたが、何れにしましても、公共空間の新たな活用を推進するためには、行政主導の制約を設けた公募だけでなく、民間からの自由な提案を受け止める仕組みが必要と考えます。そこで、

(4)公共空間活用に関する民間提案を受け止める仕組みについて、どのように考えているか、市長に伺いました。

【市長答弁】

これまでも「共創フロント」を活用し、民間の皆様から幅広く御提案を受けてきました。今後は、「共創ラボ」や「リビングラボ」の公民対話を進めていく中で、公共空間の活用策も検討するなど、民間提案を受け止める仕組みを充実させていきます。

今は「スクラップ・アンド・ビルド」ではなく、既存ストックに、新たな発想を加えて活用する時代です。

私は、こういった発想により大きな投資をしないで、市民サービスに繋がる仕組みを推し進めて参りたいと考えています。

↓動画はこちらから↓※分かりやすくするため一問一答に編集してあります。

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About Author: としひこ有村

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