第4回定例会一般質問「花月園競輪場跡地の利活用」について

花月園競輪場跡地の利活用については、昨年の検討会で、県有地とその周辺を含む地区を対象に一体的に計画を進め、防災公園街区整備事業を行うことが好ましいとされました。これを受け、現在、横浜市からの依頼に基づき、UR都市再生機構が事業の検討を行なっています。

しかし、県有地に隣接する一体計画しようと予定していた民有地が、先般、民間の事業者に売却されました。この民有地が民間売却されたことは、一般的に考えると、先行して住居等の事業化を目指すと思われ、一体的なまちづくりの実現や、URが現在行っている事業化検討においても、状況が悪化したと考えざるを得ません。

そこで、

(1)横浜市として、民間事業者に対し、どのような働きかけをしようとしているのか、市長に伺いました。

鶴見区の公園や緑地の面積は市内18区の中でも大変少なく、緑を残し公園を整備することに区民は大きな期待を寄せています。

また、東日本大震災以降、防災公園として整備されることへの期待も、益々高くなっています。

しかし、区民の期待が高くなっているにもかかわらず、花月園跡地の事業化に関する情報がなかなか伝わってこないことや、売却された隣接する民有地では、既に既存建築物の解体工事の準備が始まり、説明会なども行われていることもあわさり、区民の不安は更に大きくなっています。場合によっては、URが事業化を断念するといったケースも想定され、私自身も大変危惧しています。

そこで、

(2)花月園競輪場跡地の利活用の実現に向けた、市長の取組スタンスや決意を伺いました。

地域の不安を解消し、市民の意見を聞きながら、市民に喜ばれる街づくりとなるよう、また、大規模災害への不安の解消につながる防災公園の実現が図られるよう市民第一で計画を進めて行くことを要望しました。

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