北朝鮮のミサイル発射と情報伝達

北朝鮮は13日午前7時39分ごろ、

同国北西部・東倉里(トンチャンリ)の西海(ソへ)衛星発射場から

「人工衛星打ち上げ」名目で長距離弾道ミサイルを発射した。

「ミサイル発射」の情報は、

最初に韓国メディアが発射直後の午前7時50分ごろ伝えた。

そして米メディアも続いて伝えた。

日本はと言うと、発射から40分以上経ってから正式発表があった。

日本は、正しい情報を伝えることを優先したため、

発表が遅れたものと思われる。

情報伝達で一番重要なことは、

正確な情報を伝えることである。

「正しい情報」と「正確な情報」は意味が違う。

今回の場合で言うなら、

「韓国メディアが午前7時50分ごろミサイル発射を伝えた」というのが正確な情報であり、

「北朝鮮が午前7時39分ごろミサイルを発射した」が正しい情報となる。

正しい情報を伝えるためには何重もの確認作業が必要となり、

情報伝達において遅れが生じてしまいます。

何よりも重要なことは国民自らが判断できる情報を提供することです。

このことは横浜市においても同様です。

津波情報をはじめとする危機管理における情報伝達では、

より早くより多くの情報を伝えるべきです。

このことは、先般の消防局の予算審査においても要望させて頂きました。

この記事を書いた人