横浜には「象の鼻パーク」という素敵な場所があります。
赤レンガと山下公園の間にあるパークで
その中に素敵なテラスがあります。
しかし、この場所が分かりにくいといった声を耳にします。
確かにタクシーの運転手さんでも「象の鼻パーク」を知らない人もいます。
また日本大通り駅からも案内看板も無く分かり難い。
しかもパークに住所が無いのです。
この辺り一体が海岸通1丁目とのことなのです。
隠れパーク的なコンセプトなのかと思うくらい分かり難いのです。
と思っていたところ・・・・・
素敵なサインが出来ているではないですか?
〔テラスの入り口〕
〔分電盤を利用したり〕
〔パークの入り口にも〕
しかも立派な「象の鼻」まであります。
このサインの経緯を象の鼻テラスでお聞きすると、
「ENJOY ZOU-NO-HANA -象の鼻の遊び方- 展」
のイベントの為に特別に許可を得てサインを取り付けたとのこと。
イベントが終わると全て撤去しなければならないそうです。
このパークを管理しているのは「港湾局」です。
港湾局としては横浜の港の安心安全を守るためには、
スタイリッシュなサインは不要と思っているのでしょうか?
象の鼻テラスの運営は、別の局「文化観光局」の管轄なんです。
この辺の縦割り行政が市民の皆さんの思いと逆行したり、
横浜の魅力づくりの壁になっているような気がします。
横浜の歴史を理解し、将来を考えた時に何を優先すべきか
しっかりと考えていかなければならないと危惧しています。