平成24年度第2回区づくり推進会議

7月2日に鶴見区役所で区づくり推進会議が行われました。

もともとは6月22日に行われる予定だったのですが、

鶴見区議員団会議と同日開催だったため時間に制限があり

鶴見区市会議員団としては、たくさん時間をとって議論したいと区役所に要望し

別途日程で調整して頂きました。

今回の区づくり推進会議では、

平成24年度の鶴見区の予算、

鶴見区個性ある区づくり推進費、

自主企画事業費についての説明がありました。

横浜市全体の一般会計予算は2,592億円あり

そのうち鶴見区の予算は約225億円で

横浜市18区全体の8.7%になります。

鶴見区の予算の特徴は、

生活保護費の割合が多く

区の予算の37.2%で83.8億円になります。

鶴見区の予算は約225億円あると言っても

そのほとんどが使途が決まっている配布予算です。

鶴見区自ら編成する自主企画事業費や個性ある区づくり推進費は

8.4億円で僅か3.8%しかありません。

鶴見区は津波による被害を受ける地域があり、

安全・安心のまちづくりは重要な事業です。

地域防災拠点の運営力向上は重要な課題で

本年度572万円の予算を新規計上しています。

私は前回の防災会議でも意見しましたが、

生活に身近な場所である「いっとき避難場所」が

今後重要な役割を果たしていくと考えています。

横浜市の定義では「いっとき避難場所」は

地域住民が任意に決めている場所なので、

横浜市では把握する必要がない位置づけとなっています。

私は鶴見区においては密に地域との連携が図れるよう

「いっとき避難場所」を把握すべきと要望しています。

鶴見区には本年4月に

「精神障害者生活支援センター」と「障害者就労支援型施設」が

豊岡町に開所しました。

そして鶴見区障害児・者暮らしいきいき事業では

精神障害者生活支援センター広報イベント事業が新規にできました。

私はこのセンターと地域との関係がとても重要だと思っています。

このセンターがどのような事業を行っているのか

区民の皆さんに正しい理解をして頂きたいと思っています。

また他区の既存施設では利用者にとって

この施設に足を運ぶまでの敷居が高いといった課題もあり、

具体的な広報や周知方法に地域との連携が不可欠で

鶴見区として独自の工夫と努力をして欲しいと要望しました。

また鶴見区の窓口サービスは

以前は区民の皆さんからの評価が低く

「おもてなしの気持ちあふれる区役所づくり」として

3000万円の職員教育等の事業を行っており

かなり改善されてきました。

窓口サービスは区民に直接関わる部分でもありますので、

より一層の改善努力を図って頂くために

職員教育の取り組みに対して評価をしっかり行い

改善していって欲しいと区長さんにお願いしました。

区役所は「横浜市からの指示がなければできない」ではなく

鶴見区役所でもまだまだ「やるべきことはたくさんある!」

と思っています。

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