今年度担当する常任委員会の初回が開催されました。

本年度、担当することとなりました

市民・文化観光・消防の第1回目の常任委員会が開催されました。

今回は、消防局、市民局、文化観光局の

平成25年度の機構・事務分掌と事業概要についての説明がありました。

常任委員会には、議会側から担当する議員11名と

行政側からは副市長、各局の局長、副局長をはじめ

管理職職員数十人が出席して行われます。

そういった中、各局の説明に関しては、

資料を読み上げるだけの場となっていることに

私は疑問を感じています。

更には、事業概要資料には、

各事業の概要と予算について記載されているのの

その事業の前年度の評価や課題、改善点等は記載されておらず、

委員会で何を議論し、どういう方向付けをすべきか

判断できる情報がありません。

特に文化観光局の事業は、

直接効果よりも間接的効果の割合が多かったり

取組に対する成果が短期では測れなかったり、

目標の達成率を数値に表しにくい事業がたくさんあります。

ですから、なおさらしっかりと年度毎に各事業を評価し

改善していくPDCAサイクルをまわしていかなければなりません。

このことは以前、文化観光局の決算審査で指摘、提言させて頂いていたことなので、

今回の文化観光局の事業概要説明に評価や改善点に関する記載がないことに

物足りなさを感じました。

このことは、今回の委員会でも発言させて頂き、

今後、委員会で説明する資料には、

必ず、評価や改善点等の説明を加えるよう要望をしました。

私は、今の公務員制度や行政の縦割り組織の中でも

工夫できる余地はたくさんあり、

より良い方向に前進できると思っています。

今後一年間、所管する委員会を精一杯取り組んで参りますので

ぜひ皆さんからのご意見もお寄せください。

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