豊後高田市がまちおこしとして取り組んでいる
「昭和の町」を調査してきました。
昭和の町とは、総延長550mの商店街のエリアで
その中心には昭和ロマン蔵という昭和の町展示館があります。
実際に歩いてみると色々なことに気づきます。
先ず、初めに感じたのは行政側にビジョンが無さそうだというとこ。
その象徴が昭和ロマン蔵の真ん前に建っているマンション。
エリアマネージメントがうまくいっていない感じです。
個々の商店では本物の昭和を残しながら頑張っているお店もありますが、
エリア全体としては通りのサインにしても工夫が感じられず、
商店の外観に関しても昭和風に改造した偽物もあります。
よっぽど裏路地を歩いた方が本物の昭和を感じました。
この町には昭和の景観が残ってきた歴史があり、
その歴史を理解しそれを大切に保全するといったビジョンが明確にあれば
もっと魅力のある町になるのにと期待しています。