鶴見工業高校跡の体育館は活用すべき!

限られた予算で教育の質を上げていくには、これらの施設維持費の効率化がポイントになってくると思います。

今後は、学校施設についても、既成概念にとらわれない柔軟な発想を持って効率的に活用していくことが必要だと思います。

学校プールを例に挙げますと、1校に1箇所、プールが設置されていますが、用地確保や清掃メンテナンスや修繕等の維持管理の固定費が掛か

る上、利用期間も1年の1/4と限られ、効率的とは言い難い状況です。

平成23年に閉校となった旧鶴見工業高等学校には、立派な屋内温水プールや武道場を備えた体育館がありましたが、

閉校時に十分な利活用の検討がなされないまま、敷地内に誘致する看護学校に無償で貸し、倉庫代わりに使用される予定になりました。

鶴工にあるのは屋内温水プールですので、周辺の学校で共用し、通年通して活用すれば授業で利用することも出来ますし、部活動などで活用することも可能でした。

(3)地域の貴重な財産である学校施設はもっと柔軟に運用すべきと思いますが、林市長の考えを伺いました。

【林市長の答弁】学校施設は地域の拠点となる施設でございます。現在、地域防災拠点としての機能のほか、学校開放の実施や余裕教室を利用した放課後キッズクラブの設置などさまざまな運用を図っておりまして、今後もさらに推進していきます。また、閉校となった学校施設の利用については、地域のまちづくりの視点から総合的に検討を進めることが重要であると考えます。有村委員の柔軟な活かし方ということについては本当にそうだと思います。

中学校では、練習する場所がなかなか確保できずに苦労している部活動もたくさんあります。

温水プールだけではなくし、武道場や体育館も利用できれば剣道・柔道・バレーボール・バドミントン等、活用できる部活動もたくさんあります。

私が提言したような柔軟な運用ができれば効率化が図れ、更には新たな財源を捻出することも可能ですし、それを教育の質の向上などのソフトに拡充できます。

そういった様々な工夫で、より一層踏み込んだ教育環境の充実に取り組んでもらいたいと思っています。

引き続き、鶴工の体育館は、部活動を含め地域に解放されるように働きかけて参ります。

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