シンガポール視察報告【住環境】

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私たちがシンガポールを視察すると街の素晴らしさばかりが目につきます。夜街を歩いても若い人ばかりですし、活気に満ち溢れています。

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それもそのハズ。私たちは視察でシンガポールに訪れ、先方のアテンドで街を見ているので、良い部分、成功したことしか見ていないのかも知れません。ふと横浜に置き換えると、みなとみらい21地区をバスでグルグルまわり、実に活気があって素晴らしい街だと言っているようなものなのかも知れません。

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高級コンドミニアムやスタイリッシュなビルが建ち並び、数々のエンターテイメントがあり、緑や公園もバランス良く配置され、素晴らしい住環境に見えます。

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しかしシンガポールは特殊な国なのです。国家権力が強く民営化されたといっても100%国が出資している企業が重要なポジションに置かれています。

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この国の土地の8割は国有地で国民の約8割は公営住宅を借地権で購入しているそうです。

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シンガポールの中心部だけでは、この国の住環境は見えてきません。

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お年寄りは郊外部に多く暮らしているそうです。そういった郊外部の暮らしを見て、本当のシンガポールの住環境が見えてくるのかも知れません。

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次回は、郊外部の住環境や福祉・教育といったことについて学んでみたいです。

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