ごみの分別するのは市民の役割というか、
お願いしている範囲なのですが、
徹底されていないのが現状です。
一例をあげてびん・缶・ペットボトルの分別についてお話します。
横浜市では、びん・缶・ペットボトルの選別作業を市内4カ所で行っています。
そのうちのひとつが鶴見資源化センターです。
この施設は鶴見清掃工場の中にあって、
びん・カン・ペットボトルの選別をして、
再生利用のための処理をする施設です。
基本的には全て手作業で選別が行われています。
分別が徹底されていないためにここで手作業で選別をしているのです。
実際に見学するとびん・カン・ペットボトル以外にたくさんのものが混入されています。
私が見学した時もフライパンや包丁が入っていました。
その他にも未開封缶詰や、
飲み残し入りのペットボトル(もちろんキャップ付き)、
洗ってない容器やラベル付きペットボトルもたくさんあります。
そういった状況の中、資源化センターでは
手作業で分別をしているのです。
その現場は機械の騒音や熱気だけでなく、
回収した容器の付着物等で悪臭が漂い、
虫が湧き、ネズミも発生する状況なのです。
皆さんが容器を洗って出してくれるだけで、
まったく環境が変わるのです。
容器包装リサイクル法などにより、
一定の基準まで分別をしなければならないので、
市民の皆さんが出来ない範囲は行政側が行っており、
そのコストは結局、市民の皆さんの負担となってくるのです。
皆で協力しあって横浜市をより良くしていきましょうね!