男女の雇用格差などについて勉強をしています。
非正規で働く人の7割が女性、そして女性の非正規労働者の年間平均給与は150.8万円という現実。
フルタイムの場合、男性の賃金を100とした場合、女性の賃金は73という差があります。
そして女性の場合、現状では仕事と育児の両立の難しさがあり、就業している女性の47%が出産退職をしています。
労働基準法では、第四条に「使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的扱いをしてはならない。」と記されています。
しかしこれは、賃金差別のみを禁止しており、正規と非正規や、総合職と一般職といった雇用管理区分が異なる場合には、適用にはならないんです。
国は、賃金格差の透明化を進めようとしていますが、ガイドラインなので企業に公表の義務がなく、思うように進んでいません。
こういう課題を解決することが国の政治の役割だと一地方議員として考えています。