ずっと公園の活用を提言しています!

私がずっと提言し続けている公園の活用ですが、昨年9月に横浜市では「公園における公民連携に関する基本方針」が策定され、少しづつ前進しています。

引き続き将来に向けた、持続的な維持管理や運営のためにも、戦略的に様々な形で公民連携を進めて公園を最大限活用していくことが重要です。

公園事業における民間事業者との公民連携にあたっては、魅力づくりや賑わいの創出に加え、一定の収益性など経営的な視点も重要な条件と考えていますが、市内の全ての公園が高い収益性を見込める訳ではなく、むしろ一定の収益が見込める公園は限られてくるのではないでしょうか。

基本方針においては、民間事業者の意欲の高い公園で公民連携の推進に向けてパークマネジメントプランを策定する予定ですが、民間事業者から横浜にふさわしい良質の提案を引き出すためにも、プランを策定する公園を示すことが重要です。

また基本方針では、公民連携を具体的に進めていくにあたっての公園における「公」と「民」の向き合い方の原則として公民連携の行動5原則を示しており、「公」と「民」の相互理解が必要としています。

「公」と「民」の相互に理解し合い、民間事業者のアイデアやノウハウを最大限に引き出すことが公民連携の効果を高めるために重要です。

しかし現状では、民間では行政のルールが良く分からないし、行政は民間感覚に慣れていないので、まだまだギャップがあります。これからは、そのギャップを埋める仕組みづくりが必要です。

民間の新たなアイデアで横浜らしい魅力的で賑わいのある公園を増やすためにも、公民連携の取組をより一層推進することに期待しています。

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