農福連携×民福連携

農福連携による障害者雇用を拡大している北海道の石狩市にある「はるにれの里」を視察をして参りました。

「はるにれの里」が運営する「ふれあいきのこ村」では循環型のシイタケ栽培しています。

石狩管内の間伐材を法人内の工場にてオガ粉にして、そのオガ粉を使用して椎茸栽培菌床を製造しています。

収穫の終わった廃菌床は乾燥ペレットにして燃料にし、石狩市の公共施設の燃料として販売も行なっています。

「ふれあいきのこ村」は知的障害者通所授産施設としてスタートし、現在は多機能型事業所として運営しています。

ここでシイタケ栽培に携わっている障害者の方々は、月に2〜4万円の収入になっているそうです。

その他、企業連携もしていてツムラと共同研究を行なっており、特定の品種のシソの栽培を行っています。企業側の国産で栽培したいといったニーズと障害者をサポートしたいといった企業側の趣旨にこの法人が応えて、ウィンウィンの関係をつくっています。

農福連携×民福連携による新たな可能性を感じました。

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