警察・児相・教育委員会がひとつの意義は大きい!

少年サポートセンターは、福岡県警察本部少年課の附置機関として、県内5か所に設置され、少年補導職員(少年非行などに対応する専門の警察職員)が中心となり、関係機関やボランティア団体などと連携して、少年相談、街頭補導、少年の立ち直り支援、広報啓発など幅広い活動を行っています。

センターで受ける相談は、非行を中心とした薬物・盗み・暴行・暴走行為のほか、不登校・いじめなどの学校問題や家庭内暴力・性の問題などで、全体の7割が保護者からの相談です。

この青少年サポートセンターでは、警察と児童相談所、教育委員会といった多機関連携で情報共有をしています。同じ建物の中にそれぞれの機関があり、それを共有する枠組みがあることは、とても有効であると感じました。

もちろん多機関連携は、どこの自治体でも行っていますが、時として情報共有に時間が掛かりすぎて、対応が後手になってしまったり、場合によっては命の係わる重大事件に発展してしまうこともあります。

どのような体制をつくるのが、様々な問題や課題の未然防止に繋がるのか?引き続き調査して参ります。

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