6/6新市庁舎に関する調査特別委員会の報告です!

本年度、第1回目となる新市庁舎に関する調査特別委員会が開催されました。

今回の委員会で、年間検討スケジュール案が示されましたが活動内容としては、

・関内・関外地区のまちづくりについて

・新市庁舎の規模・フロア計画について

・新市庁舎の事業手法について

の3項目のみで基本計画案を作成しようとしています。

これだけでは今年の委員会の進め方がイメージし難い。

仮に本年度の委員会のゴールが基本計画案の作成だとしても

どこまで整理するのが基本計画案なのかの認識の共有も無く

議論が進んでいくことに違和感を感じます。

本年3月に策定された「新市庁舎整備基本構想」に示されている

「今後の進め方と検討にあたって考慮すべき事項」には「今後の進め方」として、

コストの縮減や地域経済の活性化につながる事業手法、

来庁者の利便性や業務の効率性に配慮したフロア計画などの検討、

事業費や事業期間の精査などと書かれており、

これを単にスケジュールに落としただけのものと思われます。

本来計画というものは、実施設計に必要な条件の整理が基本設計であり、

基本設計に必要な条件の整理が、基本計画であるため、

基本構想で示した課題を整理し方向性を示さないまま

基本計画策定をすることの無いように、

今後、委員会の中で議論していきたいと考えています。

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