土砂災害警戒区域じゃなくても注意が必要です!

台風18号が横浜を通過しましたが、

市内各地で避難勧告が出され実際に被害も発生しました。

鶴見区においては獅子ヶ谷で崖崩れのため15世帯33人の方々が自主避難しました。

そして崖崩れで2軒の建物に被害が出ており今現在も帰宅することが出来ずに避難場所で過ごされています。

この崖崩れが発生した場所は、鶴見区土砂災害ハザードマップでも指定区域になっていない場所でした。

そもそも土砂災害警戒区域とは、土砂災害防止法に基づき

・傾斜度が30度以上で高さが5m以上の区域

・急傾斜地の上端から水平距離が10m以内の区域

・急傾斜地の下端から急傾斜地の高さの2倍(50mを超える場合は50m)以内の区域

を指定区域としており、

歴史的な背景や地盤状況、擁壁の老朽化等は考慮されていないものです。

土砂災害指定区域ではないからと言って安心せず、

常日頃から災害に対する想定と備えをしておくことが重要です。

※写真は災害発生日当日に自ら現地を確認し撮影したものですが

プライバシーに抵触する場合にはご連絡ください。

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