都筑区マンションの基礎杭に関する報告がありました(その1)!

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都筑区マンションの問題に関して、

横浜市は今まで都度報告をしてきた内容を整理して
平成27年12月10日の建築局委員会で報告を行いました。

本来、横浜市は、建築確認における許認可を行う立場ですが、
横浜市が住民の皆さんの立場に立ち、迅速かつ誠意ある対応を行っていることは
大変、素晴らしいことだと思います。

現在、様々な情報が報道されておりますが、
お住まいの方々に対して必要以上に不安をあおるようなことはするべきではないと考えています。

そこで、いくつか懸念されることを確認してみました。

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先ずは、杭の種類についてです。

今回、問題となっている杭はDINAWING工法というもので、
従来のコンクリートパイルと比べ3倍の設計支持力があるという製品でした。

一部の報道ではDINAWING工法ではなく従来の杭が使われている箇所もあり、
そもそも設計強度が足りていないのではないかといった印象を与える内容なので、
建築局に確認すると、そもそもこの建物は、
DINAWING工法と従来の杭の2種類が使われており、
現状と申請書類の祖語は無いとのことでした。

また杭の認定の関係もあり、全て従来の杭の設計支持力で計算されているので、
DINAWING工法を採用されている箇所は逆に安全側になっているそうです。
今回のように正確な情報を速やかに伝えていくといったことも行政の重要な役割だと思います。

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