十分ではない点字ブロック

認定NPO法人ことばの道案内の皆さんと一緒に関内駅から横浜市役所までのルートを歩いて、言葉の地図の作成作業を体験させて頂きました。

「ことばの道案内」とは、主に地図や画像等を理解することが困難な視覚しょうがい者や視力の低下した高齢者の方々のために、スマフォのアプリを使ってGPS情報をもとにルート案内をするもので、そのもととなるデータはルート毎に作成する必要があります。

一般的には、点字ブロックがあれば移動できるのでは?と思うかも知れませんが、実際は、点字ブロックだけでは情報が少なくて、初めての場所ではガイドさんが同行しなければ移動が困難なのが現状です。

ユニバーサルなまちづくりといった観点からも新市庁舎の道案内に導入していきたいと思っています。

今回、点字ブロックの上を一緒に歩くことによって、様々なことに気付きました。そしてその課題ひとつひとつが行政組織において所管が異なることも分かりました。

ユニバーサルな社会をつくっていくためには、行政組織の中に一体的に取り組める枠組みが必要だと考えています。

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