フィリピン視察(横浜市との連携協定)

JICAフィリピン事務所にて、横浜市の国際技術協力と市内企業の海外展開支援について話を伺ってきました。横浜市とJICAと包括連携協定を結んでいます。

横浜とフィリピンとの関係はと言うと、マニラとの姉妹都市をはじめ、Y−PORT事業ではセブ市と、シティネットではイロイロ市と関係を持っています。

横浜市は都市間ネットワークを活かして、国際技術協力や市内企業の海外展開を進めています。地方自治体として、海外とどのような関係性でどのような取り組みを行うかは国と違って範囲が限定されることもありますが、国内最大規模の横浜市が率先して世界に目を向けていくことは重要だと思います。


フィリピンは東南アジアでも経済成長はトップクラスで、
人口は1億人を超え今後も増え続け、1人あたりの所得が現状で3千5百ドル/年あり、今後1万ドルまで引き上げることを目標としています。

しかしながら現状は、貧困率は26%程度で、目標としている15%までは、まだまだ目処が立っていません。

 
また、人口は増えているものの国内産業の発展が追いついておらず、
人口の1割は海外に出稼ぎに行っていて、海外の経済に依存している状況もあります。


だからこそ、日本の企業や横浜市内企業のビジネスチャンスの可能性があり、
横浜市としてどういう役割を果たすべきかが今後、重要となってきます。

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