山中市長にはBMXとかスケボーを推進して欲しいなあ!

昨年に東京2020(ゼロ)オリンピック・パラリンピックが開催されました。スケートボードでは、男女ともに日本人の若いメダリストが誕生し、大いに盛り上がりました。丁度この時期、山中市長も市長選といった「真夏の大冒険」中であったため、リアルタイムで見ることは出来なかったと思いますが、人々に大きな感動を与えてくれたことはご存じかと思います。

今回のオリンピックでは、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンなどが新種目として追加になりました。スケートボードやスポーツクライミング、BMX等はアーバンスポーツと呼ばれ、若者を中心に人気が高まっています。

4年前に私の地元である鶴見区の高校に通っていた畠山紗英さんというオリンピックを目指すBMXレーシングの競技選手がいました。

彼女は、横浜にはBMXを練習するフィールドが無いので、普段は自宅前の道路で練習をしており、「横浜でも練習できる環境をつくって欲しい」と願っていました。

私は庁内各局と調整を行い、BMXのフィールドづくりを模索しましたが、最終的に横浜市は「オリンピックは東京が開催するものであり、横浜市はオリンピックを目指す選手を育てる立場にない」との冷たい回答でした。

その後、彼女は努力を重ねてオリンピックBMXレーシング部門で女子選手として初めて出場を果たしました。そんな冷たい対応だった横浜市も、今では、彼女のことを横浜ゆかりの選手としてオリンピック広報誌に紹介し、いかにも横浜が育てたかのような、便乗型の広報をしています。

世界の舞台で活躍する若い選手たちがスポーツの魅力を発信してくれている今こそ、横浜の若者の多様性に対応して、アーバンスポーツを推進していくべきと考えます。そこで先ず、私の今の話を踏まえて、

(1)アーバンスポーツの推進について、市長の考えを伺いました。

【市長答弁】スケートボードや自転車BMXといったアーバンスポーツは、若い世代の活躍もあり、今回のオリンピックの中でも大きく盛り上がった競技のひとつだと思います。一方、中学生の運動実施率は年々減少するなど、運動離れが見られます。アーバンスポーツの推進は、こうした若い世代にスポーツの魅力や継続的に体を動かす楽しさを再認識してもらう契機となるなど、スポーツ人口拡大やスポーツ振興につながる効果的な取組だと考えます。

また、

(2)アーバンスポーツを含めた、様々なスポーツができる場を、市民の声を反映しながら、確保していくべきと考えますが、市長の見解を伺いました。

【市長答弁】これまでもスケートボードができる広場については、4つの公園で整備してきており、新たに戸塚区の(仮称)舞岡町公園でも整備を予定しています。引き続き、市民の皆様の声を幅広くお聞きしながら、様々なスポーツができる場の確保に努めていきます。

つくば市では、廃校となった中学校のグラウンドにBMXレーシングのコースをつくることが決定しました。横浜市においても未利用地の活用を含め、臨港パークや米軍跡地などでも、若者の幅広いニーズに対応して様々なスポーツができる場づくりに活かしていただくことに期待します。

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