鶴見駅に中距離電車は停車できるのか?

神奈川東部方面線をはじめ、高速鉄道3号線、横浜環状鉄道の整備も重要だと思っていますけれど、現在ある既存の鉄道路線を有効に活用することは、費用対効果も高く、もっと重要なことです。

具体的には、先に開通した相鉄・JR直通線のことですが、羽沢横浜国大駅から武蔵小杉駅までの16.6km、時間で言うと17分なのですが、ちょうどその中間に位置するJR鶴見駅のホームを通過してしまっているのです。

JR鶴見駅に途中停車させ、新たな乗り換え需要を確保するとともに、鶴見エリアの利便性を上げ、横浜の優位性を高めることは、とても重要なことです。

山中市長も昨年の市長選の時には、鶴見駅に何度か来られましたけど「絶対に電車を止めた方が良いよ!」「東口をもう一度再開発してJRと京急を歩行者デッキで繋いだ方が良いよ!」とお感じになられたことと思います。そこで、

(1)相鉄・JR直通線の鶴見駅停車に向けた今後の取組について山中市長に伺いました。

《市長答弁》

鶴見駅は、御指摘のとおり主要な生活拠点であるとともに、京浜臨海部の玄関口としての役割を担っており、相鉄・JR直通線の停車が実現すれば、東京都心部とのつながりが強化されます。東京都心部とのつながりが強化されれば京浜東北線の混雑緩和などの、様々な効果も期待できます。その実現に向けましては、駅改良に伴う技術的な課題、あるいは事業費の確保等の課題等がございますので、今後も、県の鉄道輸送力増強促進会議において強い要請を行うとともに、鉄道事業者と協力しながら、検討していきたいと考えています。

鶴見駅の停車が実現すれば、新宿方面との結びつきが高まり、飛躍的に市民の利便性が向上するだけではなく、鶴見エリアの価値が上がるもので、早期実施しなければ機会損失になります。

鶴見住民はかつて、川崎駅と鶴見駅は同格と思っていたのですけど、今は川崎駅が開発整備され、飛躍的に発展して、差を付けられたことを淋しく思っています。実現に向けて引き続き、鉄道事業者と連携して前向きに取り組んでいただくことを要望しています。

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