防災訓練と地域力

本日は、地区連合の防災訓練に参加して参りました。

私の住んでいる自治会は、実際の災害を想定し、

負傷者の運搬用のリヤカーと

災害用自転車を自治会館から出動させました。

災害用自転車は購入してから

実際に組み立てるのは初めてのことで、

組み立て手順が分からなかったり、

実際に組むとネジが固かったり

組み立てに手間が掛かりました。

実際に経験することで、

訓練の大切さをあらためて感じました。

ここ鶴見は鶴見駅周辺と、海側の地域は

海抜と高さがあまり変わらず、

実際に大きな津波が押し寄せてきた時が心配です。

横浜市は、今まで津波の高さ想定が1mでしたが

3月11日の震災では1.6mを観測されたこともあり、

津波の想定高さを3mとして

今まさに防災計画を見直しをしているところです。

災害時に一番重要となってくるのは地域力です。

インフラが遮断され、

交通網が麻痺し

連絡手段も途絶えた時に

地域での人と人との繋がり

助け合いが必要となります。

今は、隣に住んでいる人も分からないといった

希薄な世の中になりつつありますが、

行政と地域が連携して

地域のことは地域で守っていくというカタチを

しっかりつくっていかなければなりません。

防災訓練は災害時の練習という意味だけではなく

地域の皆さんとともに参加することにより

人と人との絆を深めることができ

地域力の向上の役割も担っています。

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