像の鼻パークの入口にある自転車乗入禁止サインが
工事用の仮設看板みたいなものとなっていて、
来場者を拒んでいるようにも見えます。
このことは、今年の3月の予算特別委員会にて
文化観光局の審査で改善要望をさせて頂きました。
その後、直ぐに文化観光局より改善する旨の連絡を頂きました。
今は、行政も市民のとって良いことであれば
迅速に対応して頂けるようになりつつあります。
そして、その改善策が素晴らしいのです。
限られた予算の中で最大限の魅力を作り出す工夫をしているのです。
この象の鼻テラスは指定管理者制度により、
運営管理を民間委託しているのですが、
それを請け負っているスパイラルさんが頑張ってくださっているんです。
新しくデザインされたサインはこれ
素晴らしいですね!
そしてペリコ(象)にペイントするイベントを行ったのです。
ENJOY ZOU-NO-HANA -象の鼻の遊び方- 展 椿昇「ペリコにペイント・ワークショップ」
小中学生を対象に15体のペリコにペイントするのですが、
それがこちら
何て素晴らしい企画なんでしょう!
市民と一体となってパークを育てていく。
横浜の魅力をつくっていく。
そんな思いが感じられるイベントです。
指定管理者制度は特定団体に利益誘導しているイメージがあり、
あまり良い印象が無かったのですが、
このように市民のためにそして横浜の魅力づくりのために
本気で頑張っている民間管理者を知って、
指定管理者制度の印象が大きく変わりました。
指定管理者の選定には、運営実績を正しく評価して、
長期的な取組が出来る仕組みを考えていく必要があると考えています。
後は、行政の体質改革ですね。
このペリコのサインの設置は
港湾局から暫定的な許可しかもらっていないのです。
しかもペイントしたペリコは再度、現物を見て
設置できるものかどうか判断すると港湾局は言っているんです。
一流のアーティストが携わっている企画に
港湾局はどんな基準で判断するでしょうかね!
芸術的な観点で判断できる職員は居るのでしょうか?
こういった行政の意識改革も
将来の横浜に大きく影響するものだと考えています。