まちづくり推進会議で思うこと!

本日、「鶴見まちづくり推進会議 推進委員会」が開催され、

地域の自治会長さん等が40人以上集まり行われました。

内容は「JR鶴見駅への中距離電車停車実現に向けた署名活動」と

「千客万来!つるみ」事業のトレードマークの承認をするものでした。

署名活動については、

署名数の目標3万人について、

「根拠がない」「少なすぎる」との厳しい意見が出されました。

また、署名するだけでは先が見えないので、

負担金等のお金の課題もしっかりと整理していく必要があるといった

具体的な意見を出されました。

鶴見駅は運輸政策審議会答申18号で、

平成27年までに日吉駅と鶴見駅を結ぶ路線を

整備着手することが望ましいとされています。

そういった広域交通網のありかたといった観点でも

鶴見駅をどのような位置づけにしていくのかを

しっかり議論していかなめればならない時期にきています。

その第一歩として地域の署名は大変意味のあるものだと考えています。

「千客万来!つるみ」は、鶴見区内の催事や見どころを

一体的にアピールして来訪者の増加を図り、

つるみを元気にしていこうという取り組みです。

そのトレードマークについて3案の中から

本委員会でひとつ決めるといった内容でした。

参加者の多くからは、

「なぜ、この3案なのか?」「市民公募すべき!」

といった厳しい意見が出されました。

区の説明では秋から実施するには

今日方向付けしないと間に合わないといった説明があり、

今のデザインをベースに進めることで承認されました。

この事業は今年が「生麦事件150年」「鶴見駅開業140周年」

という記念すべき年にちなんで

つるみをもっとPRしていこうといった趣旨で

取り組んでいる事業なのですが、

そもそも今年が記念すべき年なのであれば、

今回のトレードマークを含め

昨年に検討準備しておかなければならないことだと思います。

行政の後手後手の対応に疑問を感じる部分も多くありますが、

この課題の本質は区役所にあるのではありません。

行政の予算が単年度であったり、

区役所に権限が与えられていないといった

今の地方自治体の仕組みに問題があるのです。

それらの課題を解決すべく、

今後もあらゆる角度から取り組んで参ります。

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