寿町総合労働福祉会館について局長に聞いてみました!

中区寿地区は、120軒以上の簡易宿泊所が立地しており、

東京都の山谷地区、大阪市のあいりん地区と並ぶ3大簡易宿泊所密集地であります。

その寿地区の中心に公益財団法人 寿町勤労者福祉協会が管理運営する寿町総合労働福祉会館があります。

昭和49年に建設されて以降、寿地区住民の生活環境や福祉の向上に寄与し、今なお多くの住民に利用されています。

私は視察をして、この地区に必要な施設であると率直にそう感じました。

しかし、建設から40年が経過し、耐震上の問題から再整備することとなり、

26年度予算案に基本設計費が計上されています。そこで、

(1)会館の再整備のスケジュールはどのようになっているか、生活福祉部長に伺いました。

現在の会館は、国・県・市の3者の共有となっています。

そのため、再整備事業を進めるには、解体費用も含めて、国・県との調整が不可欠です。そこで、

(2)国・県との調整状況は現在どのようになっているか、生活福祉部長に伺いました。

現在、新市庁舎整備と関連して、関内・関外地区のまちづくりの検討が進んでいて、

今後、寿地区周辺の環境も大きく変わることが予想されます。そこで、

(3)関内・関外地区と、寿地区のまちづくりはどのような関係にあるのか、局長に伺いました。

健康福祉局の考えとしては、関内・関外地区とは異なり、寿地区については、

短期間で変えることは適当ではなく、時間をかけて緩やかに進めていくとのことです。そこで、

(4)現在の寿地区には、どのような課題があるのか、局長に健康福祉局長に住民に利用される、この地区に必要ない世帯があっ伺いました。

これまでの変化や、今後の周辺環境の変化も踏まえて、

現在だけでなく将来の寿地区をどのようにするのかが重要だと思います。そこで、

(5)寿地区の将来のまちづくりの方向性についてどのように考えているのか、局長に伺いました。

そしてもうひとつ、

(6)再整備後の会館にどのような機能を持たせるのか、局長に伺いました。

現在や将来の寿地区のために、どの機能も大切であることは分かりますが、

機能を考えるときには、行政の一方的な考えを押し付けるのではなく、

地域ニーズとのマッチングが重要だと思います。そこで、

(7)会館の機能検討にあたり、地域の意見をどのように反映しているのか、生活福祉部長に伺いました。

新しい会館は、寿地区の中心に建設後、長期に渡って存在する訳ですが、

40年前と現在が大きく変わったように寿地区はこの先まだ大きく変わっていく可能性があります。そこで、

(8)時代とともにニーズが変わっても、その変化に対応できる施設を整備するべきと考えますが、見解を局長に伺いました。

ハードよりもソフトこそが重要です。

ニーズの変化についていけず、将来不要な施設とならないよう、ハード面の検討だけではなく、

ソフト面もしっかり検討すべきと私は考えています。

ここまでは、まちづくりの方向性や、それを踏まえた会館の機能について局長に伺ってきましたが、

まちづくりは、会館だけが担うものではありません。

そういった意味でも地域との連携が重要です。そこで、

(9)今後のまちづくりにおける会館の位置付けをどのように考えているのか、局長に伺いました。

現在の会館は、昭和49年に国、県及び本市が建設して、公益財団法人寿町勤労者福祉協会が管理運営しています。

そして、この協会は昨年にむりくり公益財団にして寿町勤労者福祉協会が引き続き会館を管理運営しています。そこで、

(10)現在の会館の管理運営形態はどのようになっているのか、生活福祉部長に伺いました。

会館を協会に無償で貸付をして、更には協会に補助金を交付して管理運営していますが、

無償貸付と補助金交付という仕組みは、非常に分かりにくいと思います。

40年前と現在では時代背景も異なり、公的施設の管理運営形態としては、

見直していかなければならないと思います。そこで、

(11)再整備後の会館の管理運営形態はどうするべきと考えているのか、局長に伺いました。

この40年間のまちの変化に合わせ、協会も役割は変わっていると思います。

新しい会館の機能を考えると、協会も更に大きな役割の見直しが必要です。そこで、

(12)今後の協会の役割をどのように考えているのか、局長に伺いました。

そもそも昨年に公益財団の認定を受ける際に、協会の在り方について大きな見直しを行ったハズなのに、

今でも定款に「労働者の勤労意欲の向上」と40年前の目的をそのまま書いてあること自体が、怠慢であるといった印象は否めません。

今後は寿地区にふさわしい協会の役割をしっかりと見直して頂くことを要望しました。

建物自体も、将来、何でこんなものを作ったんだと言われないように、

行政だけでなく、地域との協働で知恵を出し合いながら、

寿地区の新しい拠点となるような会館を整備することも併せて要望しました。

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