今日は、鶴見が誇るプール&温浴施設「ふれーゆ」に言って意見交換してきました。
そもそもこの施設は、国の補助金を使って建てた施設なので、
その補助金の目的から高齢者保養研修といった名前を外すことが出来ないのです。
現在「ふれーゆ」は高齢者用の施設ではなく高齢者を含む大人から子供まで多くの市民に愛される施設となっています。
そして、昨年の4月から新たな運営者による指定管理を行ってます。
今の「ふれーゆ」は、多くの市民に使ってもらうこと自体が公益性となっており、
その役割を十分に活かすためには、指定管理制度での施設運営はそぐわないと思っています。
今の指定管理制度は、運営費を固定として、より質の高い市民サービスの提供するものではなく、
最低限の市民サービスで、よりコストを抑えた運営を目指すものになってしまっています。
そのため、周辺の民間施設と比較されてしまい、
競争に勝てない状況に陥ってしまっています。
私は、民間施設には出来ないサービスを提供することが、
この「ふれーゆ」に残された道であると考えています。
そのひとつが地域連携です。
プールの連携では連合町会で水泳大会をやったり、
中学校の水泳部が練習できる枠組みをつくることも必要だと思います。
また飲食で収益を上げることによって、
施設の魅力をあげることに繋がりますし、
公益的な投資にまわすこともできます。
個人的には、一日に数人しか訪れない「温室」でカフェを運営したら面白いなと思っています。
しかし行政には、そんな発想は今のところまったく無いどころか、
陰湿では飲食禁止となっています。
将来、横浜市の財政がより厳しい状況になった時に、
「ふれーゆ」が閉鎖に追い込まれないためにも、
今から施設の在り方は真剣に考えていくことが必要です。
今日は、そんな意見交換をして参りました。