居心地の良い図書館「武蔵野プレイス」とは?

皆さん、図書館ってどういうイメージですか?

図書館の居心地っていいですか?
図書館にずっと居たくなる気持ちになりますか?

そんな気持ちにさせてくれるのが、
H23年に開館した融合型図書館「武蔵野プレイス」なんです。

武蔵野プレイスは、図書館機能を基本としながらも、
人と人との出会い、情報の共有・交換をしながら、知的な創造や交流を生み出し、
街の活性化が図れるような活動支援型の施設を目指しています。

ここの施設は回遊する楽しさがあり、
利用者からは居心地が良いといった評価を得ているのです。

元々は、国の農林省の食糧倉庫だった場所で、
市が払い下げを求めて57億円で取得した駅前の用地です。

当時は緑を残すための空間とか、美術館などの案もありましたが、
検討委員会を設置してじっくりと計画を作成し、現在のかたちとなりました。

この施設は、もともとは年間利用80万人を想定して計画されましたが、
現在は年間195万人の利用があります。
朝9時半から夜10時まで開館しているので、
ビジネスパーソンの利用も多いのが特徴です。

武蔵野市には3館の図書館があり、
全館で68万冊の蔵書があります。
そしてこの武蔵野プレイスだけで年間97万冊の貸出をしています。
実は、そのうち半数が市外の方の利用なのです。

武蔵野市は、とっても恵まれた自治体なので横浜とは異なりますが、
厳しい財政状況でも、知恵を出し、工夫すれば、
もっともっと市民サービスの拡充は出来ると考えています。

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