6月5日に、本年度第1回めとなる観光・創造都市・国際戦略特別委員会が開催されました。
本委員会は、範囲が広域に渡っており、付議事件では、
「MICEの推進、国際コンテナ戦略港湾の推進、国際戦略総合特区の推進、文化・芸術等の大規模集客イベントの開催に関すること。」
となっていますが、今回の委員会では、その中でどの項目に焦点を絞り調査研究を進めていくのか、
各委員からの意見を求められました。
私は、文化や創造都市にスポットを当て、
横浜らしい文化とは何かを今一度考えるべきではないかと提言をしました。
横浜のイメージといえば、やはり横浜中心部を創造する訳で、
その横浜中心部の魅力は横浜が歩んできた歴史そのものであると思います。
今後、市庁舎が移転したりと大きく環境も変化していくなか、
横浜の魅力とは何か?将来を見据えて魅力を高めるためにはどうすべきか?
といった議論は、まさに今行うべきと考えています。
また、横浜の魅力を高めるにあたっては、
民間を含め、様々な立場で、様々な考えを持った方が居る中、
行政がどこまで関与し、どこまで制限すべきか?
といった問題についても議論を深めていく必要があると思います。
そういう意味では、第三者の意見を求める都市美審についても
位置付けが曖昧であり、様々な立場の方々の合意形成を図る仕組にも工夫が必要です。
横浜が将来においても魅力ある街であり続けられるように、
特別委員会として考えを整理できることを期待しています。
今後は、各委員の発言をもとに正副委員長で今年度のテーマを設定する予定です。