横浜市内の公立高校の多くは県立高校で48校あります。
そしてその他に横浜市立高校が8校(全日制)あります。
その横浜市立高校のひとつが鶴見区にある横浜サイエンスフロンティア高校です。
この学校の前身は1936年創立の鶴見工業高校で2000年に再整備計画が持ち上がり、
科学技術のトップ級人材を横浜から生み出すといった方針で2009年に開校しました。
2010年にはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を文部科学省より受け、
2014年にはスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定も受けました。
簡単に言うと、科学技術に長けた国際的に活躍できる人材を育成していくということです。
この高校の話をすると「横浜市がこのようなエッジの効いた学校を運営する必要があるのか?」という声を聞きます。
その意味は教育を否定しているのではなく、
国立サイエンスフロンティア高校でも良いし、県立サイエンスフロンティア高校でも良いのではないか?
という運営母体のことに疑問を持っているのだと思います。
様々な考え方や意見があると思いますが、
私は横浜市がこの高校を運営する意味はあると考えています。
横浜市に愛着を持った人材を育成して、その卒業生が世界で活躍することになれば、
将来の横浜に大きな影響を及ぼすことになると思います。
現に横浜サイエンスフロンティア高校では地域との繋がりを大事にする教育や取り組みを行っています。
私は、この学校の教育は、スーパーサイエンスハイスクールとスーパーグローバルハイスクールとスーパーローカルハイスクールの3つが重要だと思います。
今後2017年には中高一貫教育がスタートします。
また現在1期生が大学4年生となり、今後の進路が楽しみです。
これからも横浜サイエンスフロンティア高校は着目されることとなります。
横浜の教育がより良くなるよう今後も教育委員会改革も含め色々な提言を行って参ります。