今年も第30回となります横浜の花火大会が盛大に行われましたが、
京浜東北線の架線切断で帰りの電車が止まっていました。
電車に閉じ込められて具合が悪くなった方や仕事の帰宅で足止めとなった方のことは配慮する必要がありますが、
花火を見に来てくれた方々には家に帰るまで楽しんで頂き、
良い思い出にしてもらうことが何よりも大事なことだと思います。
花火会場のみなとみらい周辺で足止めされて時間を潰さなければならなくなった時に
どこで何をしたら良いかといった情報も乏しく、
多くの方々はファーストフードチェーン店で時間を潰されている方が多かったように感じます。
そもそも、このことは今回の電車トラブルとは別の問題で、
電車が止まろうが動いていようが横浜の花火に来てくれた方々が
横浜のエリア全体を楽しむ工夫がなされていないことが問題です。
横浜は夜の夜景や街並みを楽しめるスポットもたくさんありますし、
みなとみらい地区の飲食だけではなく、ちょっと歩けば野毛や関内といった夜の繁華街も存在します。
本来は、電車が止まったから仕方なくお店に入って時間を潰すのではなく、
花火をきっかけにして横浜の街全体を楽しめる工夫がもっとあれば良いのにと思います。
話は戻してBCPの観点から今回の教訓を活かしていかなければならないのですが、
リスクヘッジの観点より規模縮小や規制強化といった方向に進むのではなく、
様々な状況を想定して、それに対応できる、より横浜を楽しんで貰う工夫に力を入れて貰いたいと思いますし、
そういった街づくりをしていきたいです。
何といってもクリエイティブシティ横浜と言っているのですから。