有村 としひこ 
市内を見回すと、放置され続けている、行政の土地や建物が散見されます。またポテンシャルの高い資産でも利用実態をみると、公益という名のもと、収益的活用が出来ずに、機会損失しているものも多くあります。そこで
(1) 資産管理の視点から、財源化できるものと公益性の高いものの振分けを行い、その中で、マネジメントしていくことが重要と考え、財政局長の見解を伺いました。
《財政局長答弁》【資産を遊休化させずに、最大限有効に活用していく視点は、持続可能な財政運営を進めていくにあたりまして、より重要になると認識しております。今後は、各区局と連携しながら、有効活用の検討の俎上に上げる資産の対象範囲を広げるほか、ホームページでの資産情報のオープン化や充実化を進めまして、民間からのアイディアやご提案をいただくことにも取り組みます。引き続き、市民や事業者の皆様との多様な公民連携をできる限り進めながら、最適な活用を目指します。】
何となく受け身といったスタンスと感じます。
過去から今を見て、余計なことをしないというのが公務員制度で、未来から今を見て新たなチャレンジをすると評価されない内部事情を鑑みるとそうなるのかも知れませんが、サウンディング調査や、場合によってはトライアルサウンディングなんかしてもいいし、そうした取組からPPPやPFI、BOTといった可能性も見えてくるかも知れません。是非、一歩踏み出して頂きたいと思います。